気になるクルマを調べるとき、カタログやメーカーのホームページで調べたりしませんか?
でもホームページやカタログだけ見ても、よく分からないことってありますよね。
このページではヴィッツの特徴と購入の参考となるポイントを、まとめて紹介していきます。
この記事のもくじ
ヴィッツの基本情報【価格・燃費】

画像出典wikipedia
【ヴィッツ】基本情報 | |
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メーカー | トヨタ |
販売時期 | 2010年12月 |
燃料タンク容量 | ガソリン車42ℓ ハイブリッド車36ℓ |
エンジン | 直列3気筒DOHC、 直列4気筒DOHC |
車両重量 | 970~1,110kg |
車のタイプ | コンパクトカー |
乗員定数 | 5人乗り |
ナンバーの種類 | 5ナンバー |
新車価格 | 118万円~232万円 |
ガソリン車・ハイブリッド車から選択可能
トヨタの主力コンパクトカーであるヴィッツ。現在のモデルは3代目です。
ヴィッツは販売価格が安いガソリン車と、燃費性能が高いハイブリッド車の2タイプから選択することができます。
ガソリン車
販売価格・・・118~195万円。
排気量・・・1,000ccと1,300ccの2種類を用意。
燃費・・・18,0~25,0km/ℓ。
ガソリン車の燃費は、1,3ℓ2WDモデルが国土交通省審査値で25,0km/ℓ。
実燃費の平均は15~17km/ℓです。
1,000ccのエンジンは直列3気筒DOHCのため、パワー不足に感じるかもしれません。動力性能、燃費性能は1,300ccエンジンが優れてます。
1,0ℓモデルは車体価格と、自動車税が安いのがメリットです。余裕をもって運転したい方は、1,3ℓモデルがいいでしょう。
ハイブリッド車
販売価格・・・181~232万円。
排気量・・・1,500ccのみ。
燃費・・・34,4km/ℓ。
ハイブリッド車の燃費は、国土交通省審査値で34,4km/ℓです。
実燃費の平均は22km/ℓ。
ハイブリッド車は上質な走りで燃費性能もいいですが、販売価格が高いためガソリン車が割安になります。
車体価格差を燃料代でとり戻す場合、グレードごとに変動しますが約14万㎞前後の距離が必要です。
1年間で15000㎞以上運転するかが、お得になるかの目安となります。
長距離の移動が多い方はハイブリッド車であれば燃料代を節約できますが、年間走行距離が少ない方はガソリン車の方がトータルで支払う金額は安くすみます。
年間走行距離が多い方は、ハイブリッド車を検討してみてもいいですね。
シンプルな内装
画像出典トヨタ公式
黒色を基調としたインパネ周り。エアコン・ナビゲーションは操作しやすいように中央に配置してます。
「ジュエラ」のグレードには、マルサラ(赤茶色)を新たに設定。
シートはグレード別に表皮が異なる、ファブリックシートを採用してます。赤茶色で統一された内装は、とても新鮮な印象を受けます。
標準グレードの内装は非常にシンプルです。ダイアル式エアコンなので、いかにも実用車という感じです。
内装がちょっと地味すぎという場合は、ジュエラを選択するのもありですね。
安全装備Toyota Safety Sense C
事故などなければ1番よいのですが、万が一事故にあった時に安全装備は非常に重要です。
ヴィッツにはレーザーカメラと単眼カメラを組み合わせた、自動ブレーキシステムToyota Safety Sense C(衝突回避支援パッケージ)が装備可能となりました。
トヨタセーフティーセンスCは、4つのサポートをしてくれます。
- 自動ブレーキ
- 車線はみ出しアラート
- 自動ハイビーム
- 先行車発進アラーム
注意点として緊急自動ブレーキは主に車両が対象で、歩行者の探知はしません。歩行者を探知しない点には、注意が必要です。
オプションで装着した場合、価格は5万4000円となります。
安全性を重視する方は、トヨタセーフティーセンスCを装着させましょう。
ヴィッツの口コミ・評価は?

購入した人の実際の評価はどうなのでしょうか?気になるところですね。実際にオーナーにならないと、気づかないこともあります。
そこでオーナーの方を中心に、ヴィッツの口コミ・評価をまとめてみました。
ヴィッツの口コミで、良かった点・気になる点をご紹介します。
良かった点
仕事に使用するために購入しました。良かった点はなんといっても燃費の良さではないでしょうか。
市街地走行で渋滞に捕まっても15km/L程度は走ってくれます。
引用元カーセンサー
小回りが利くので買い物や出かけた時に駐車場に止める時にあまり苦労しません。
視界が良いので混雑しているときも安心です。なによりサクサク走る所がとても気に入っています。
引用元カーセンサー
デザイン的に男性が好むようなスタイリッシュな感じが気に入りました。
インテリアも全体的にシンプルな感じで、コンパクトカーにありがちな可愛いらしい感じではないので良かったです。
走りについてはコンパクトカーという事もあるのですが良く小回りがきき、加速もそれなりにするので街中ではキビキビ走ります。
引用元カーセンサー
- 燃費性能がいい
- 買い物・通勤用にちょうどよい
- 小回りがきくので運転しやすい
- 男性的なデザイン
コンパクトカーらしく運転しやすいボディサイズに、低燃費なところが好評です。
ガソリン車でも燃費性能が高く、お財布に優しいのもいいですね。
小回りがきくので反対車線のUターン・駐車がしやすく、初心者の方でも運転しやすいでしょう。
コンパクトカーとしては積載性が高いので、お買い物の荷物もよくのせることができます。
総合的に実用性が高く、使いやすいという評価ですね。
気になる点
一番気になるのはプラスチッキーな安っぽい内装素材のインパネ周りでしょうか。
シンプルで良いデザインだとは思うのですがここら辺は改良点だと思います。
小物入れの少なさもちょっと残念です。 もう少し使いやすい位置に収納できるスペースが欲しい所です。
引用元カーセンサー
シートは良くないです長時間座っているとお尻や背中のクッションが下手ってしまい、ぺしゃんこになってしまいます。
引用元カーセンサー
小型車にしては積載量があるほうだとは思うが、いかんせんそこには限界があり、家具など大きな買い物では載せられない場面もある。
引用元カーセンサー
- 内装の質感が良くない
- 収納が少ない
- 長時間座るとお尻が痛い
- 大きい買い物には不向き
気になる点として内装の質感が良くない、収納が少ないことが指摘されてます。
下位グレードは販売価格も安いため、内装も非常にシンプルです。
内装が地味すぎると感じる場合は、「ジュエラ」のグレードを検討してみてもいいかもしれません。
小型なボディサイズのため、大きい荷物をのせられないこともあります。
しかし同じクラスのアクアに比べると、後席と荷室空間は広いので、使い勝手はそこまで悪くありません。
気になる点に関しては、購入前に1度確認することをオススメします。
まとめ

ヴィッツの特徴と購入の参考となるポイントについて、ご紹介しました。
ヴィッツはあまり面白味があるクルマではありませんが、お買い物や通勤の街乗りに使いやすい実用的なクルマです。
コンパクトカーとして大きな不満がなく、動力性能・住居性・積載性のバランスがいいです。
またガソリン車は燃費性能も上々で、販売価格を考慮するとコストパフォーマンスは高いでしょう。
バランスのよい定番のコンパクトカーが欲しい方に、ヴィッツはオススメです。
ぜひご自分の使用目的に合わせて、購入の参考にしてください。