車の売却を検討しはじめたら
- 車検の有効期限って査定額に影響があるのかな・・・?
- もうすぐ車検が切れそうなんだけど、車検を受けてから売却した方がいいのかな?
と疑問に思いませんか?
車検を通してから売却するか、そのまま売却するか迷う人も多いかと思います。
車検の残りで査定額に影響があるか、気になるところですよね。
そこでこのページでは、「車検の有効期限で査定にでる影響」と「査定前に車検を受けるべきか」について解説していきます。
車の売却を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
この記事のもくじ
車を売る時は車検の残りで査定額が変わる?

車検の有効期限が4ヶ月以上残っているか
結論から言いますと、車検の有効期限が4ヶ月以上だとプラス査定になります。
中古自動車査定士技能検定を実施している「日本自動車協会(JAAI)」によって定められた基準では、車検の有効期限が4ヶ月以上から査定の加点となります。
そのため4ヶ月以上残っている場合は、査定額アップにつながりやすい傾向があるという訳ですね。
有効期限が1年以上残っているケースでは、査定額は数万円程のプラスとなります。車検が残っているほど、査定額のアップが期待できるでしょう。
車検の有効期限が3ヶ月以内なら
車検の有効期限が3ヶ月以内の場合は、プラスにもマイナスにもならず評価はゼロになります。
なぜなら有効期限が3ヶ月以内だと次の購入者が敬遠しやすく、買取業者が転売するまでに在庫を抱えるリスクがあるからですね。
とはいえ、査定にマイナスの影響を与えるわけではありません。
むしろ車検はなるべく残さない方が損をしないため、有効期限が短いほどお得になります。
車を売る前に車検を受けるべき?

車を売る時に車検切れが近い場合
車検切れが近いときは、車検を受けてから売却した方がいいのか、そのまま売却した方がいいのか悩みますよね。
車検を受けてから売却した方が、査定額もあがりそうです。
しかし車検切れが近い場合は、車検を受けずにそのまま売却した方がお得になります。
理由として車検を受ける費用より査定額アップの方が少ないので、無理に車検を受けてから売却する必要ないからです。
車検を通すと損をする理由
基本的に車検費用と査定額の関係は、以下のようになります。
- 車検費用>査定額アップ
ほとんどの人が車検を受けるには、車業者に依頼しているかと思います。
車検を受ける費用は10数万円前後になりますが、車検費用のなかには工賃などの業者の利益が含まれていますので、原価から上乗せされた価格になります。
しかし買取業者は自社整備工場を保有、もしくは提携していますので車検費用を安く抑えることができ、ほぼ最安値で車検を通せます。
一般の車検
- 車検費用+車業者の利益
買取業者の車検
- 車検費用のみ
そのため買取業者にとって車検の価値はそれほど高くないので、車検費用以上に査定額が上がることはありません。
車検を受ける費用から考えると、基本的に車検は残さない方がお得になりますね。
わざわざ車検を受ける必要はありませんので、そのまま査定してもらいましょう。
まとめ

車検切れが近い場合は、わざわざ車検を受ける必要はありません。
車検の残りは査定額に大きく影響のでるのもではないので、車検の残りの日数にこだわらなくて大丈夫です。
また車の価値は年式とともに下がっていきます。そのため車検の残りに関係なく、自分の売りたいタイミングで売却するのがベストでしょう。
価値が下がる前に早めに売却したいですね。
車を高く売る方法を別記事でまとめましたので、あわせてご参考くださいませ。

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