このページでは、トヨタ・ルーミーの特徴と、購入の参考となるポイントを紹介していきます。
この記事のもくじ
ルーミーの基本情報【価格・燃費】

【ルーミー】基本情報 | |
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メーカー | トヨタ |
販売時期 | 2016年11月 |
燃費 | 国土交通省審査値24.6km/ℓ |
排気量 | 996cc |
燃料タンク | 36ℓ |
車両重量 | 1070kg |
エンジン | 直列3気筒DOHC |
車のタイプ | コンパクトカー |
乗員定数 | 5人乗り |
ナンバーの種類 | 5ナンバー |
新車価格 | 146万円~200万円 |
ルーミーはダイハツから販売されている「トール」のOEM(他社の製品に自社ブランドをつけて販売)モデルです。
クルマの製造はダイハツがして、販売はトヨタがしています。
新車価格は146万円からと、ベースグレードの場合比較的安く購入できます。
燃費は国土交通省審査値で24.6km/ℓです。
燃費に関してはライバル車のソリオほどでないですが、コンパクトカーとしては悪い数値ではありません。
エンジンは直列3気筒の1000ccでターボ車も用意されています。
エクステリア
背が高く箱型のボディに、高い空間効率を持つことが一目で分かるクルマです。
ボディサイズは小さいですが全高は1700mmを超えており、ヒップポイントが高いため視野がいいです。
ボディカラーは全部で14色用意されており、ボディと天井のカラーが違う2トーンタイプも販売されています。
上級グレードのカスタムGからはメッキパーツの装備が増え、エクステリアの質感も向上します。メッキ化は結構ギラギラして見えますので、好みが分かれるところですね。
後席側はスライドドア式で、高い乗降性も備えています。
インテリア

車内は広く荷室の使い勝手が多彩です。機能性を重視した作りとなってます。
室内のカラーは黒色を基調としており、全体的にシンプルな内装です。
紙パックの飲み物も収まる使いやすいカップホルダー、自転車を積みやすい汚れ防止シートなど実用性が高いのもポイントです。
グレートの特徴と装備の違い

ルーミーの場合ベースグレードはXになります。ベースグレードのXが最も安く購入でき、グレートが上がると装備も追加されていきます。
ここではベースグレードのX。中間グレードのG”S”。上級グレードのカスタムG”S”をご紹介します。
ベースグレードX(2WD)
- ハロゲンランプ
- 助手席側パワースライドドア
- ウレタンステアリングホイール
- 2スピーカー
- マニュアルエアコン(ダイアル式)
- 14インチスチールホイール
- SRSエアバッグ
ベースグレードの基本装備です。
価格は1,463,400円で、全グレード中1番安く購入できます。
必要最低限の装備となりますが、助手席側はパワースライドドアが標準装備されてます。
非常にシンプルな内装となり、ビジネス感が強い印象を受けます。メーターもアナログ式です。
スピーカーは2つしか装備されてませんので、物足りない方は追加でスピーカーを取り付けましょう。
なんといっても販売価格が安いのが魅力ですね。最低限の装備で十分という方にはベースグレードのXがオススメです。
中間グレードG”S”(2WD)
- スマートアシストⅡ
- オプティロンメーター
- オートエアコン
- 両側パワースライドドア
- クルーズコントロール
- 4スピーカー
中間グレードG”S”は、ベースグレードのXから装備が追加されます。
販売価格は1,684,800円です。
ベースグレードにはなかったオートエアコン、クルーズコントロールと便利な機能が装備されます。
また内装の質感も向上してます。
スマートアシストⅡ(衝突回避支援システム)、両側パワースライドドアなど一通り欲しい機能が装備された、バランスのよいグレードです。
上級グレードカスタムG”S”(2WD)
- フルオートエアコン
- クルーズコントロール
- スマートアシストⅡ
- 両側パワースライドドア
- 14インチアルミホイール
- フロントグリルメッキ
- メッキバックドア
- メッキドアハンドル
- LEDヘッドランプ
- LEDフォグランプ
- 本革巻きステアリング
- 6スピーカー
上級グレードカスタムG”S”の追加装備です。販売価格は1,836,000円になります。
中間グレードの15G”S”にメッキパーツの追加、LEDヘッドランプ変更、本革巻きステアリングとデザインの質感が向上します。
メッキパーツの追加がかなり多いですね。これだけメッキを追加してますので、結構ギラギラした外観になります。
追加装備が多い分、金額も諸経費込みで200万円以上と高額になります。デザインを求めなければ、中間グレードのG”S”で十分かもしれません。
デザイン性が大事という方は、上級グレードのカスタムG”S”はオススメです。
ルーミーのライバル車

新車購入の商談をするとき、気になるのは車の値引き額です。
安く購入するには、ライバル車との値引き競争させる方法が効果的です。
商談で値引き額が拡大したら、その金額を相手の営業マンに伝え、さらに値引きを狙います。セリにかけるように繰り返して、値引き額を拡大させましょう。
ルーミーの場合、同じコンパクトカーのライバル車を競争させるといいですね。
値引き競争のライバル車には、ボディのタイプ・サイズ・価格などが似ている車を競争車種とします。
- ソリオ(スズキ)
- タンク(トヨタ)
【1】ソリオ

【ソリオ】基本情報 | |
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メーカー | スズキ |
販売時期 | 2015年8月 |
燃費 | 国土交通省審査値27.8km/ℓ |
排気量 | 1242cc |
燃料タンク | 32ℓ |
車両重量 | 950kg |
エンジン | 直列4気筒DOHC |
車のタイプ | コンパクトカー |
乗員定数 | 5人乗り |
ナンバーの種類 | 5ナンバー |
新車価格 | 145万円~212万円 |
ソリオは値引き競争に効果的な相手です。
全長、全幅ともに小さく収まっており、コンパクトカーのなかでも最小クラスのサイズです。
ボディの重さが1トン未満と軽量に作られており、機動性にも余裕があります。また燃費性能にも優れているのが特徴です。
ルーミーと直接的なライバル車になりますので、ぜひ競争させましょう。
【2】タンク

【タンク】基本情報 | |
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メーカー | トヨタ |
販売時期 | 2016年11月 |
燃費 | 国土交通省審査値24.6km/ℓ |
排気量 | 996cc |
燃料タンク容量 | 36ℓ |
車両重量 | 1070kg |
エンジン | 直列3気筒DOHC |
車のタイプ | コンパクトカー |
乗員定数 | 5人乗り |
ナンバーの種類 | 5ナンバー |
新車価格 | 146万円~200万円 |
タンクは同じトヨタが販売している、ルーミーの姉妹車です。
フロントマスクなどの違いがありますが、基本的にルーミーと同じ車です。
メーカーは同じくトヨタですが、ルーミーとは販売店の系列が異なります。比べてみるとフロントマスク以外は、本当にそっくりですね。
タンクの取り扱い販売店はトヨペット店・ネッツ店で、ルーミーの取り扱い販売店はトヨタ店・カローラ店になります。
販売店が異なればライバル同士になるため、値引き競争ができます。
姉妹車は基本的に同じクルマですので、条件がいい方を選ばれてもいいですね。
ルーミーの口コミ・評価

ルーミーの口コミに関してですが、カーセンサーの口コミを参考に抜粋してみました。
しっかりとした会社が運営しており、たくさんの利用者がいるので口コミも参考できる内容となってます。
子育て中の人にぜひおすすめしたい車である。
両側スライドドアや後部座席の広さ、シートアレンジ等子育て世代が非常に便利だと感じる工夫がたくさんされている。
引用元カーセンサー
排気量が1000と若干少ない点です。
普段はあまり気にならないですが、急な坂道や上り坂ではアクセルをたくさん踏まないと登りづらいです。
引用元カーセンサー
コンパクトだけどカクカクの箱型のおかげでそんなに小さく見えない。フロントマスクはメッキがいいアクセントになっててなかなかいい感じ。
引用元カーセンサー
デザインや機能性が気に入ってる方が多いみたいですね。また子育て中の方には、使い勝手のよい両側スライドドアが好評です。
運転性能を求めるクルマではありませんが、エンジンのパワー不足が指摘されています。走りを楽しみたい方には少々物足りないようです。
余裕のある運転をしたい方は、ターボ車がオススメです。
運転性能に関しては、購入前に1度試乗をして確認した方がいいですね。
まとめ

ルーミーの特徴と、購入の参考となるポイントについてご紹介しました。
ルーミーはミニバンのような機能を持った、コンパクトカーらしい使い勝手のよいクルマです。
排気量は1000ccと少ないですが、パワー不足を補うためのターボ車も用意されています。
安価なベースグレードから、デザイン性の高い上級グレードまで幅広く選択できるのも魅力です。
ぜひご自分の使用目的に合わせて、購入の参考にしてください。