気になるクルマを調べるとき、カタログやメーカーのホームページで調べたりしませんか?
しかし、ホームページやカタログだけ見ても、よく分からないことってありますよね。
そこでこのページでは、オデッセイの特徴とメリット・デメリットをまとめました。
オデッセイの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
この記事のもくじ
ホンダオデッセイの特徴

オデッセイは3ナンバーサイズのボディに、低床設計を採用したLサイズの上級ミニバンです。2017年11月にマイナーチェンジをしており、現在は5代目のモデルになります。
パワートレインは2,4ℓ直4ガソリン車、2,4ℓ直噴ガソリン車、2,0ℓ+モーターのハイブリッド車の3種類を用意しました。
オデッセイの大きな特徴は以下の4つです。
- 乗り降りしやすい低床設計を採用
- スポーティな走りのミニバン
- 快適なプレミアムクレードルシート
- ハイブリッド車はパワフルなモーターを搭載
乗り降りしやすい低床設計、ミニバンでありながらスポーティな走りをする車です。
ハイブリッド車は、強力な走行用モーターと発電用モーターを搭載しており、低燃費で優れた動力性能を実現しました。
2列目席に採用されたプレミアムクレードルシートは、非常に上質に作りこまれており、快適性は群をぬいています。
また、3列目シートは使用しないときは、シートをたたんで荷室を広く使えるように設計されました。乗車人数に応じて荷室を広く使うことができ、実用性も高いですね。
丸みのある柔らかなデザインは、安心感のあるファミリーカーとして、家族の送り迎えで喜ばれるでしょう。
オデッセイのメリット

- 7人乗りと8人乗りが選択できる
- 快適なプレミアムクレードルシート
- 力強い加速力のハイブリッド車
- ハイブリッド車は抜群の低燃費
- 走りを追求したアブソルート系グレードを用意
- 3列目シートを格納すると大容量の荷室になる
- 乗り降りしやすい低床設計
- 充実した安全装備Honda SENSING
7人乗りと8人乗りが選択できる

オデッセイには7人乗りと8人乗りの、2タイプが設定されてます。7人乗りと8人乗りの違いは、2列目シートの設定です。
7人乗りでは2席が独立したキャプテンシートを採用してます。
キャプテンシートは座席が非常に上質に作りこまれており、シートの間を通って2列目と3列目を自由に移動できます。
また、2列目シートは7人乗りの方が豪華です。
8人乗りでは6対4分割のベンチシートを採用。キャプテンシートと違い、3列目までシートの間を通って移動することはできません。
乗車人数を優先するなら8人乗りがいいですね。
快適なプレミアムクレードルシート

7人乗りでは2列目のキャプテンシートに、プレミアムクレードルシートを採用しました。
プレミアムクレードルシートは大型ヘッドレスト、内臓式オットマン、アームレスト、背もたれに中折れ機構を備えた豪華なシートです。
リクライニング機能もついており、スライドで後ろに大きく移動させると、非常にゆったりと座ることができます。群をぬいた快適さはファーストクラス並みです。
上質で快適なシートは、きっとゲストの方に喜んでもらえますね。
力強い加速力のハイブリッド車
オデッセイのハイブリッド車は、走行用モーターと発電用モーターの2つを搭載することで、動力性能を向上させました。
走行用モーターには184ps、32,1kg-mの強力なモーターを使用。ミニバンでありながら軽快な加速感がありますね。
モーター駆動がメインになっており、加速が滑らかで車内はとても静かです。
ハイブリッド車は抜群の低燃費
オデッセイハイブリッドの燃費は、JC08モードで最高26,0km/ℓです。対してライバル車のエスティマハイブリッドの燃費は、JC08モードで最高18,0km/ℓです。
3ナンバーミニバンの中でも、抜群の燃費性能を誇ります。
毎月の燃料代が安くなるのはもちろん、何度もガソリンスタンドに給油しにいく手間が省けますね。
走りを追求したアブソルート系グレードを用意
ガソリン車では標準グレードの2,4ℓ直列4気筒エンジンのほかに、直噴式エンジンの「アブソルート」系のグレードが設定されてます。
直噴式のアブソルート系は、標準車よりパワーもトルクも上乗せした、よりパワフルなエンジンを使用してます。
アブソルート専用のチューニングサスペンションが採用されており、コーナーリング性能も向上しました。
軽快でスポーティな走りを楽しみたいなら、走行性能が高いアブソルート系グレードが選択肢に入りますね。
なおハイブリッド車は、標準グレードとアブソルート系のスペックは共通です。最高出力とトルクの違いはありません。
3列目シートを格納すると大容量の荷室になる

3列目のシートは床下格納式を採用してます。床下にシートをたたむと大容量の荷室が確保できます。
跳ね上げ式格納と違い、たたんだシートが斜め後方の視界を遮りません。視界の邪魔にならないっていいですね。
テレビや冷蔵庫などの大きな荷物や、子供が大きくなったときに自転車を載せることができます。普段は3列目シートをたたんでラゲッジルームを広く確保する、という使い方もできますね。
キャンプの道具や大きな家具を運びたいときも、問題なく載せれるでしょう。
乗り降りしやすい低床設計
乗り降りしやすい低床設計を採用し、ミニバンのなかでもトップクラスの乗降性をしてます。
後席のスライドドアは、地面からシートまでの高さを730mmに抑えました。
軽い力で開けれる両側パワースライドドアを、全車に標準装備。スライドドアは普通のドアと違い、隣の車にぶつける心配もないですね。
ステップ高も低いので、ステップと地面までの距離がそれほど離れてません。小さな子供やお年寄りの方にも、乗り降りしやすい設計になってます。
充実した安全装備Honda SENSING
事故などなければ1番よいのですが、万が一事故にあった時に安全装備は非常に重要です。
オデッセイには8つの先進安全装備がパッケージになった、Honda SENSING(ホンダセンシング)が全車で標準装備されてます。
- 衝突軽減ブレーキ
- 誤発進抑制機能
- 歩行者事故低減ステアリング
- 路外逸脱抑制機能
- アダプティブ・クルーズコントロール
- 車線維持支援システム
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
対象物を検知するセンサーには、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせたシステムを採用してます。緊急自動ブレーキは車両だけでなく、歩行者にも対応しました。
アダプティブ・クルーズコントロールは、高速道路で車線レーンをキープし、適度な距離間で走ります。
家族旅行での長距離ドライブで活躍する装備ですね。高速道路での運転疲れをかなり軽減してくれるでしょう。
また、マイナーチェンジにより、ハイブリッド車はアダプティブ・クルーズコントロールに渋滞追従機能が追加されました。
Lクラスミニバンとあって、先進安全装備が充実してますね。
オデッセイのデメリット

続いてオデッセイのデメリット・気になる点について紹介します。
デメリットは人によって感じ方が違いますので、購入前に1度自分で確認しておきたいところですね。
オデッセイのデメリットは以下の3つです。
- 大きいボディサイズは狭い道路では扱いづらい
- ハイブリッド車は販売価格が高い
- 運転中はエアコンのタッチパネルが操作しにくい
大きいボディサイズは狭い道路では扱いづらい
全幅1,820mmの大きなボディは、狭い道路では運転に気をつかうかもしれません。
しかし、最小回転半径5,4mと以外に小回りがきくので、取り回しは悪くないです。ミニバンとしては駐車もしやすいでしょう。
慣れたら問題ないと思いますが、車両感覚がつかめないうちは、狭い道路での運転は控えた方がいいですね。
ハイブリッド車は販売価格が高い
走行用モーターと発電用モーターを、個別に搭載したこともあってハイブリッド車の価格は高いです。
ホンダの最上級ミニバンらしく、オプションや諸経費を含むと400万円を超えます。
さすがに購入しづらい金額ですよね。。。高価なモーターを搭載しているぶん、ガソリン車より100万円ほど高いです。
運転中はエアコンのタッチパネルが操作しにくい
オデッセイのインパネ周りには、タッチパネル式を採用してます。タッチパネルは先進的でオシャレな見た目をしてますが、運転中は手探りでの操作が難しいかもしれません。
タッチパネルの位置も下の方にあるため、パネルを直接見ないと操作しづらいと思います。
わき見運転になりかねないので、運転中の操作には注意が必要ですね。操作性に関してはダイアル式の方が使いやすいです。
まとめ

オデッセイは乗り降りしやすい優れた乗降性、高い居住性、優れた走りを備えた最高峰のミニバンです。
ミニバンでは珍しくスポーティな運転を楽しめる車ですね。
もちろん利便性も高いので、ファミリーカーとしても安心して付き合っていけるでしょう。
利便性と走行性能が両立した上級ミニバンを求めている人は、オデッセイを選択肢に入れていいかと思います。
自分の使用用途に合わせて、ぜひお気に入りの車を見つけだしてくださいね。
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