気になるクルマを調べるとき、カタログやメーカーのホームページで調べたりしませんか?
でもホームページやカタログだけ見ても、よく分からないことってありますよね。
そこでこのページではノートの特徴を踏まえてメリット、デメリットをご紹介していきます。
この記事のもくじ
ノートのメリット
画像出典日産公式
【1】ガソリン車・ハイブリッド車から選択できる
ノートは販売価格が安いガソリン車、燃費性能がいいハイブリッド車の2つのモデルが用意され、使用目的、好みや予算によって選択することができます。
ガソリン車、ハイブリッド車それぞれにメリットがあります。
ガソリン車
エンジンは直列3気筒1,2ℓ、直列3気筒1,2ℓスーパーチャージャー、直列4気筒1,6ℓエンジンの3種類から選択可能。
「ニスモS」グレードのみ直列4気筒1,6ℓエンジンを搭載してます。スーパーチャージャー装着車は、機動性能と燃費性能が向上しており、余裕をもった運転ができます。
販売価格は139~232万円。
ガソリン車は安い価格が魅力。コストパフォーマンスを重視するなら、ガソリン車が割安になります。
ハイブリッド車
パワーユニットは直列3気筒1,2ℓのエンジンに、リーフのモーターを搭載。ノートe-POWER(イーパワー)がハイブリッド車に該当します。
販売価格は190~246万円。
e-POWERはガソリン車より遮音性を向上させ、エンジン動作中も車内が静かになるように対策されてます。
駆動はモーターがするので、加速はなめらかで瞬発力があります。
エコモードを選択するとアクセルペダルを戻すと同時に、回生充電のための減速が始まり、エンジンブレーキに似た制動が発生。
アクセルペダルだけで速度を調節しやすく、ブレーキペダルをほとんど踏む必要がありません。
静かな車内空間に、ガソリン車とは違った運転感覚を楽しめます。
【2】低燃費で経済的
- ガソリン車18,2~26,4km/ℓ。
- ハイブリッド車34,0~37,2km/ℓ。
ノートの特徴に高い燃費性能があります。
ガソリン車の2WD標準グレードでは23,4km/ℓと低燃費です。コンパクトカーとしては、燃費性能は十分な水準に達しています。
ガソリン代を節約しやすいので、お財布に優しいですね。
低価格のガソリン車でも燃費性能が優れており、経済的なコンパクトカーといえます。
【3】広い後席でゆったり座れる
画像出典日産公式
高い居住性はノートの強みの1つ。
前輪と後輪の間が2,600mm空いているため、後席の足元にも十分なスペースが確保されています。
身長170cmの大人4人が余裕をもって座ることができ、ライバル車のアクアやヴィッツよりも後席が広いです。
後席を利用する機会が多い方は、同乗者にはゆったりと座ってもらうことができるでしょう。
【4】強化された安全装備
事故などなければ1番よいのですが、万が一の時に安全装備は非常に重要です。
安全装備には標準で装備されているものから、メーカーオプションで選択できる安全装備があります。
標準装備
ノートには「e-POWER S」「NISMO S」のグレードを除き、標準でエマージェンシーブレーキと車線逸脱警報が装備されています。
車両・車線などはすべて単眼カメラで探知しており、緊急自動ブレーキは車両だけではなく歩行者にも対応できます。
緊急自動ブレーキは10km/h~80km/hの範囲内で作動。
しかし60km/h以上では車両・歩行者には作動しませんので、街中でのスピードの出しすぎには注意が必要です。
メーカーオプションセット
より安全性を重視する場合は、メーカーオプションから安全装備を追加できます。
ノートでは4つの安全装備をセットにした、安全装備のセットパッケージがあります。
- インテリジェントアラウンドビューモニター
- インテリジェントルームミラー
- 踏み間違い衝突防アシスト
- フロント&バックソナー
メーカーオプション価格は97,200円。
ルームミラーを使った安全装備として、インテリジェントアラウンドビューモニターと、インテリジェントルームミラーがセットになってます。
クルマの真上から見ているような映像をルームミラーに写し、周囲の状況を把握しやすくしてくれます。
駐車が苦手な方は、あると心強い装備ですね。
また走行中にルームミラーをカメラ映像に切り替えることができ、後席に人が座っていても後方の視界が確認がしやすくなります。
セットパッケージを装着することで、より充実した安全装備が手に入ります。
ノートのデメリット|気になる点
【1】内装がシンプル
200万円を超えるコンパクトカーにしては、内装がプラスチッキーな部分が多いです。
標準グレードは本当にシンプルな内装で、インパネ中央だけがピアノブラックに加飾され、まわりはプラスチックです。
好みにもよりますが人によっては物足りないな、と感じるかもしれません。
【2】ラゲッジルームが狭い
ライバル車のアクアやヴィッツよりも荷室は狭いです。後席が広いぶん積載性は劣ります。
後席を広げて使用する場合、荷室の床に段差ができます。
大きな荷物をのせると不安定になるので、使い勝手がよくありません。後席を倒して使用する機会が多い方は、注意が必要です。
ハイブリッド車の駆動バッテリーは前席下に搭載されているので、荷室はガソリン車と同じ容量で使用できます。
しかしサブバッテリーがラゲッジルームの下に設置されているため、床下収納のスペースはありません。
【3】ノーマルエンジンはややパワー不足
1,200ccエンジンは運転感覚が自然ですが、幅広い回転域で動力性能が不足ぎみです。
高速道路の合流や、坂道での走行でもたつきを感じます。
スーパーチャージャー装着車はエンジンを高回転まで回さなくても、日常で使うには十分な動力性能があります。
ノーマルエンジンでパワー不足を感じたら、スーパーチャージャーを検討してみてもいいですね。
まとめ

ノートの特徴とメリット・デメリットについてご紹介しました。
ノートは運転のしやすさ、低燃費、高い居住性を備えたコンパクトカーです。
ガソリン車は販売価格が安くコストパフォーマンスが高いですが、ハイブリッド車は静かな車内空間と、新鮮な運転感覚を楽しめます。
それぞれに良さがありますね。
またメリットとデメリットついては、購入前に1度確認することをオススメします。
ぜひご自分の使用目的に合わせて、購入の参考にしてください。