このページでは、ジュークの特徴とメリット・デメリットについてご紹介していきます。
カタログやホームページだけでは分かりにくい、メリット・デメリットをまとめました。ジューク購入前にぜひチェックしてください。
この記事のもくじ
日産ジュークの特徴

ジュークは個性的なスタイルに、全長4,200mm以下に抑えた非常にコンパクトなSUVです。
全長は短めに抑えていますが、全幅は1,765mmあるため3ナンバーのボディサイズになります。
SUVとクーペを融合させたような非常に個性的なデザインと、軽快な運転感覚が特徴のクルマです。
パワートレインは経済的な1,5ℓとパワフルな1,6ℓターボを用意。
スポーティなデザインを優先したため後席と荷室のスペースは狭く、実用性はあまり高くありません。後席をあまり利用しない方に向いているクルマです。
ジュークはデザイン性を重視した、クーペ感覚のコンパクトSUVといえます。
ジュークのメリット
一目でジュークと分かる個性的な外観
ジュークの最も特徴的なのは、SUVにスポーツクーペを融合させたような個性的な外観です。特にフロントマスクは独創的デザインをしてます。
後席のドアノブをうまく隠し、テールゲートの傾斜をつよくすることで、2ドアクーペのようなスポーティ感を出しました。
どこがヘッドライトなのか分かりづらいフロントマスクは、1度見たら忘れられないインパクトがあります。
小型のクルマですが強い存在感があり、オリジナリティのある魅力的なデザインです。
街中で運転しやすいコンパクトSUV
全長4,135mm、最小回転半径5,3mとSUVとしては小さめのボディサイズで、小回り性もいいです。
SUVということで車高も高めに設定されているので、ドライバーの目線が高くなります。そのため見晴らしが良く、比較的運転しやすいです。
また全高1,550mmの低めのボディは、立体駐車場にも対応してます。街中を気軽に運転できる、適度なボディサイズのコンパクトSUVです。
内外装飾の色を組み合わせれるパーソナライゼーション
ジュークには内外装飾の色のコンビネーションを、90パターンから自由に組み合わせられる、パーソナライゼーションが設定されてます。
パーソナライゼーションと2トーンカラーボディの登場で、インテリアとエクステリアの色の組み合わせが増えました。
豊富な色の組み合わせにより、自分だけのカラーを選択できます。
人とは一味違う、オリジナル性の高いジュークに仕上げることができるでしょう。
2種類のパワートレインを用意
パワートレインは1,5ℓ自然吸気と1,6ℓ直噴ターボの2種類を用意。発売当初は1,5ℓFFモデルのみだけでしたが、のちにスポーティモデルの1,6ℓターボと4WDモデルが追加されました。
1,6ℓ直噴ターボは24,5kg-mの最大トルクが2,000~5,200回転で発生するため、低回転から力強く反応しキビキビ走ります。
主要モデルの1,500ccエンジンでも力不足なく、街中を軽快に走ってくれます。街で普通に乗るには、1,6ℓターボはオーバースペック気味です。
1,5ℓモデルは販売価格と税金が安くなり、経済的なところが魅力。燃費性能も1,5ℓモデルが優れてます。
経済的な1,5ℓモデルと、パワフルな1,6ℓターボモデルを目的に合わせて選択できます。
ジュークのデメリット
後席とラゲッジルームが狭い
デザイン性を重視ボディは傾斜が強いテールゲートにより、後席と荷室のスペースは広くありません。
後席の車内空間は狭く天井が低いため、閉鎖感があります。大人が長時間乗るのはつらいでしょう。
荷室も天井が低いので、リアシートを倒しても背の高いものは載せることができません。
後方の視界が良くない
後席のリアガラスが小さいため、後方の視界がよくありません。
駐車場での出し入れが難しく、運転が苦手な方はバックカメラやアラウンドビューモニターを取り付けることをオススメします。
アラウンドビューモニターは、クルマの真上から見ているような映像をルームミラーに写し、周囲の状況を把握しやすくしてくれます。
駐車場での出し入れが難しいと感じたら、バックカメラやアラウンドビューモニターの装着でかなり解消できるでしょう。
4WDは1,6ℓターボのみ
FFは1,5ℓと1,6ℓターボの2種類から選択できますが、4WDは1,6ℓターボのみの設定となります。
4WDが欲しい場合、1,5ℓモデルは選択できません。また4WDの販売価格はエクストレイル並みに高くなります。
まとめ

ジュークの特徴とメリット・デメリットについてご紹介しました。
ジュークは非常に個性的なデザインと、軽快な運転感覚が持ち味のコンパクトSUVです。
2018年にフルモデルチェンジの可能性があり、現在販売されているのは末期モデルになります。
設計はやや古いですが、存在感のあるデザインは、これから先も色褪せないクルマとなるでしょう。
後席と荷室が狭いので、SUVとしての実用性は高くありません。ですがデザインが気に入れば、選択する価値はあると思います。
ぜひご自分の使用目的合わせて、購入の参考にしてください。