いざ車を売ろうと思ったら、
「用意する書類が分からない・・・」
「必要な書類はどこで手に入るだろう?」
って悩むことはありませんか?
車の売却に書類はつきものですが、初めて売却手続きをする場合はよく分からないですよね。
基本的に買取業者が必要な書類を教えてくれますが、事前に書類を準備しておくと売却手続きがスムーズに進みます。
この記事では車の売却に必要な書類、書類の入手方法を紹介します。
車の売却を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
この記事のもくじ
車を売る時に必要な書類等

普通車の場合
普通車の場合、用意する書類等は全部で6点です。
- 車検証
- 印鑑(実印のみ)
- 印鑑登録証明書(1通)
- 自動車納税証明書
- 自賠責保険証
- リサイクル券
「譲渡証明書」「委任状」も必要になりますが、車買取業者が用意してくれますのでこちらで用意する必要はありません。
軽自動車の場合
軽自動車の場合、用意する書類等は全部で5点です。
- 車検証
- 印鑑(認印で可)
- 軽自動車納税証明書
- 自賠責保険証
- リサイクル券
「自動車検査証記入申請書」も必要ですが、車買取業者が用意してくれますのでこちらで用意しなくても大丈夫です。
場合によっては必要になる書類
車検証に記載されている「住所」や「氏名」が現在と違う場合は、以下の書類が必要となります。
- 住民票(住所変更があった場合)
- 住民票の除票(2回以上住所変更があった場合)
- 戸籍謄本(氏名が変わった場合)
売却手続きに必要な書類等をそろえる
①車検証(自動車検査証)

車の所有者と使用者を証明するための書類です。
車内に常備することが義務づけられているため、一般的には車内のダッシュボードに保管しているかと思います。
車検証を紛失した場合
車検証の再発行は運輸支局できます。詳しくは下記の記事をご覧ください。
参考:車検証を無くしちゃった!再発行に必要な書類と手続き方法まとめ
車検証の有効期限が切れている場合
車検証の有効期限が切れていても、車を売ることはできます。
しかし、車検切れの状態では公道を自走するこはできませんので、注意が必要です。
参考:車検切れの車を売りたい!後悔しないオススメの売却方法と注意点
②印鑑

書類に押印するときに使用します。
普通車の場合
実印のみ
軽自動車の場合
認印でも可
普通車は実印のみ使用できます。
まだ実印を作成していない人は、実印登録をする必要があります。実印登録をしたい印鑑を持って、各市町村役場の窓口で登録申請をしておきましょう。
③印鑑登録証明書

印鑑が実印であることを証明するための書類です。
印鑑登録証明書は各市町村役場の窓口で発行してもらえます。発行後3カ月以内の印鑑登録証明書を用意しましょう。
なお買取店により必要となる枚数が違います。
1通でOKの店舗もあれば2通必要な店舗もありますので、急ぎで売りたい方は事前に2通用意しておくといいですね。僕がガリバーに車を売ったときは2通必要でした。
軽自動車の場合は必要ありません。
④(軽)自動車納税証明書

自動車税をきちんと納めているか確認するための証明書です。軽自動車の場合は「軽自動車納税証明書」が必要となります。
車検証と別に保管している人も多いので、紛失しやすい書類です。
自動車納税証明書を紛失した場合
普通車の場合は各都道府県の自動車税事務所、もしくは運輸支局場内の自動車税事務所で再発行してもらえます。
軽自動車の場合は、各市町村役場の窓口で再発行できます。
再発行に必要な書類等は「車検証」と「印鑑」だけで、手数料は基本的に発生しません。
⑤自賠責保険証

自賠責保険の支払いを証明するための書類です。自賠責保険は、所有者が必ず加入しなくてはいけない強制保険です。
自賠責保険証は車検証と一緒に保管しているのが一般的です。車内のダッシュボードに保管していると思います。
自賠責保険証を紛失した場合
加入している保険会社に連絡すれば、無料で自賠責保険証を再交付してもらえます。
⑥リサイクル券

リサイクル料金の支払いを証明する書類です。
リサイクル券は車内のダッシュボードに、車検証と一緒に保管していると思います。
リサイクル券を紛失した場合
リサイクル券を紛失した場合は、再発行はできません。しかし「自動車リサイクル料金の預託状況」をプリントアウトすることで、リサイクル券の代用をすることができます。
自動車リサイクル料金の預託状況をプリントアウトする方法は、以下の通りです。
- 自動車リサイクルシステムの公式ページにアクセス
- リサイクル料金検索を選択する
- 車台番号と登録番号を入力する(車検証に記載されています)
- 自動車リサイクル料金の預託状況を印刷する
⑦住民票・戸籍謄本

車検証に記載される「住所」や「氏名」が、現在と違う場合に必要となる書類です。
住民票・住民票の除票が必要なケース
引っ越しなどで車検証の住所と現在の住所が違う場合は、住民票が必要です。
住所変更が1度までなら住民票で大丈夫ですが、複数回の住所変更があった場合は「住民票の除票」が必要になります。
住民票・住民票の除票は各市町村役場の窓口で発行してもらえます。
戸籍謄本が必要なケース
結婚などで車検証の氏名と現在の氏名が違う場合は、戸籍謄本が必要です。
戸籍謄本も各市町村役場の窓口で発行可能です。
車の売却に必要な書類 まとめ

ほとんどの必要書類は、車検証と一緒に保管していると思います。
- 車検証
- 自賠責保険証
- リサイクル券
- (軽)自動車税納税証明書
上記の4点は基本的に手元にあると思いますので、すぐに用意できるでしょう。
買取店で売却する場合は、委任状や譲渡証明書はこちらで用意しなくてもよいため、追加で用意するのは「印鑑」と「印鑑登録証明書」だけで売却手続きができます。
軽自動車の場合は印鑑登録証明書は用意する必要はありませんので、追加で用意するのは「印鑑」だけです。
意外とこちらで用意する書類は少ないですよね。必要な書類を用意したら、あとは高く売るだけです。
車を高く売る方法を別記事でまとめました。あわせてご参考くださいませ。

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