気になるクルマを調べるとき、カタログやメーカーのホームページで調べたりしませんか?
しかし、ホームページやカタログだけ見ても、よく分からないことってありますよね。
そこでこのページでは、アクアの特徴とメリット・デメリットをまとめました。
アクアの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
この記事のもくじ
トヨタアクアの特徴

アクアは全長を4m少々に抑えた、プリウスより一回り小さいハイブリッド専用車です。
アクアの大きな特徴は以下の3つです。
- ハイブリッド車では価格が安い
- 5ナンバークラスの扱いやすいサイズ
- 抜群の低燃費
ハイブリッド車のなかでは価格が安く、扱いやすいコンパクトなボディに、圧倒的な燃費性能を誇る代表的なエコカーです。
パワーユニットは直列4気筒1,500ccのエンジンとモーターを採用してます。
2011年12月の販売以来、改良を重ねて、乗り心地・内装の質・ノイズの減少など改善。
安全装備ではレーザーカメラと単眼カメラを組み合わせた、自動ブレーキシステムToyota Safety Sense C(衝突回避支援パッケージ)が装備可能となりました。
改良前は硬かった乗り心地も、足回りを柔らかくすることで粗さを抑え、乗り心地と走行安定性のバランスがよくなってます。
背の低いコンパクトなボディのため、後席と荷室がやや狭いです。
そのため、実用性はあまり高くありません。少人数で使用するのに向いた車ですね。
アクアのメリット

- コンパクトカーでトップクラスの燃費性能
- 小さく軽量なボディで街中を運転しやすい
- 乗り心地と走行安定性のバランスがいい
- 安全装備Toyota Safety Sense Cが装備可能
コンパクトカーでトップクラスの燃費性能
アクアの燃費はJC08モードで34,4km/ℓに達します。軽いボディにハイブリッド車とあって、抜群の低燃費です。
販売ランキング上位のクルマであり、人気の理由に優れた燃費性能があります。ライバル車のノートe-POWER、フィットハイブリッドに見劣りしない燃費性能です。
毎月の燃料代が安くなるのはもちろん、何度もガソリンスタンドに給油しにいく手間が省けますね。
小さく軽量なボディで街中を運転しやすい
5ナンバーサイズに抑えたコンパクトなボディは、車両感覚を把握しやすく、混雑した街中でも運転がしやすいです。
軽量なボディの割にモーターの動力性能が高いため、加速はスムーズ。モーターのみで発進する時も力強いです。
最小回転半径は4,8mと小さく、小回りがきくボディサイズは街乗りでは最適でしょう。初心者の方や運転が苦手な方にも、十分運転しやすいと思います。
また、エンジンをかける時、発進・停車の時の音はもとても静かです。早朝や夜遅くに出かけるときも、ご近所の方に気兼ねなく出し入れできます。
乗り心地と走行安定性のバランスがいい
ボディが軽く低重心なため、走行安定性が優れています。カーブを曲がるときに大きくハンドルを切っても、揺れがほとんどありません。
発売当初は硬めの足回りをしており、操舵感は機敏でよく曲がりましたが硬めの乗り心地でした。
改良後は少し柔らかい足回りに変更。安定性を犠牲にすることなく、乗り心地の硬さが解消され快適になりました。
街乗りに、長距離移動も快適にドライブできるでしょう。
安全装備Toyota Safety Sense Cが装備可能
事故などなければ1番よいのですが、万が一事故にあった時に安全装備は非常に重要です。
アクアにはレーザーカメラと単眼カメラを組み合わせた、自動ブレーキシステムToyota Safety Sense C(衝突回避支援パッケージ)が装備されています。
- 自動ブレーキ
- 車線逸脱警報
- 自動ハイビーム
- 先行車発進アラーム
4つの安全装備が、私たちの運転を支援してくれます。緊急自動ブレーキは万が一の時に心強いですね。
「S」「L」グレードではトヨタセーフティーセンスCはオプション扱いになりますので、追加で装着する場合は54,000円のオプション料金が発生します。
オプション料金もそんなに高くありませんので、安全装備はぜひ装着しておきたいですね。
(※2018年4月22日追記):改良により、トヨタセーフティーセンスCからトヨタセーフティーセンスに変更。オプション料金は43,200円になりました。
アクアのデメリット

続いてアクアのデメリット・気になる点について紹介します。
デメリットは人によって感じ方が違いますので、購入前に1度自分で確認しておきたいところですね。
アクアのデメリットは以下の3つです。
- 後席と荷室が狭い
- 緊急自動ブレーキは歩行者を検知しない
- フロントピラーで死角が多くなる
後席と荷室が狭い
空気抵抗を重視したボディは、背が低くコンパクトです。そのため後席と荷室のスペースは狭めとなってます。
大人の男性が乗るには圧迫感があるので、長時間乗るのはつらいと思います。また後席の天井は低いため、背が高い人が乗り降りするのは大変かもしれません。
あまり後席を利用しない方には問題ないかもしれませんが、ファミリーカーとして利用するには後席の狭さが気になるところですね。
基本的に少人数で利用するのに向いています。
緊急自動ブレーキは歩行者を検知しない
緊急自動ブレーキは10km/h~80km/hの速度に作動し、30km/hの減速を行います。
しかし装着されている緊急自動ブレーキは、主に車両が対象で歩行者の探知しません。歩行者を探知しない点には、注意が必要です。
安全装備(トヨタセーフティーセンスC)は安価で装着できるぶん、残念ながら性能はあまり高くありません。
(※2018年4月22日追記):安全装備がトヨタセーフティーセンスに改良されたので、歩行者を探知できるようになりました。
フロントピラーで死角が多くなる
太く寝ているフロントピラーが運転の視界をさえぎり、前方の死角が多くなります。そのため前方の視界はあまりよくありません。
歩行者や自転車がフロントピラーの死角に入ったり、山道での右カーブは対向車と被ると見えづらいと感じるかもしれません。
慣れたら問題ないと思いますが、1度試乗して、見え方の確認をしておきたいですね。
まとめ

アクアは高い燃費性能、、優れた走行安定性、街乗りがしやすい5ナンバーサイズの低価格の本格的なハイブリッド車です。
後席が狭めですので、たくさん人を乗せるのには不向きです。しかし、少人数で利用するなら、普段の足やセカンドカーとして十分活躍できるでしょう。
通勤用の車としても、高い燃費性能は魅力的です。毎日距離を走る場合、燃料代がバカになりませんよね。
扱いやすい5ナンバークラスで本格的なフルハイブリッド車が欲しい人は、アクアを選択肢に入れていいと思います。
自分の使用用途に合わせて、ぜひお気に入りの車を見つけだしてくださいね。
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